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書評あり

 

生き直す
免田栄という軌跡

社会一般


発売: 弦書房

四六判  276ページ 並製
定価 2,200円 (消費税 200円)
ISBN978-4-86329-238-3 C0036
在庫あり

書店発売日 2022年01月31日
登録日 2021年12月08日

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解説

獄中34年、無罪釈放後37年という稀有な時間を生き抜き、「生き直し」ました。獄中から家族や教誨師へあてた1400通の手紙に刻まれた声の束と、「人として認められたい」一念で生きたその姿に胸を打たれます。満を持して集成した画期的な評伝!

紹介

1948年12月29日深夜、熊本県人吉市で発生した一家四人殺傷事件(免田事件)で、強盗殺人容疑で逮捕され、1952年1月に死刑が確定。その確定死刑囚から日本初の再審無罪判決を勝ちとった免田栄さん(1925-2020)。その生涯は、私たちの想像を絶するものがあります。実に、獄中34年、無罪釈放後37年という稀有な時間を生き抜き、「生き直し」ました。獄中から家族や教誨師へあてた1400通の手紙に刻まれた声の束と、「人として認められたい」一念で生きたその姿に胸を打たれます。満を持して集成した画期的な評伝!

目次

I 心の足跡
第一章 書く
家族への手紙
潮谷総一郎氏への手紙

第二章 「刺すような視線」
冤罪と闘う(対談=免田栄×船迫清)

第三章 歩く
死刑廃止を訴える
国連本部

第四章 不利な事実

II 波紋
第一章 交差する生
水俣という場所

第二章 裁きの庭で
迎合的性格
風雪に耐える捜査

III 還らざる日々
第一章 獄窓
第二章 残った小さなメモ

IV 人間の復活
第一章 さらけ出す
第二章 人として認めらる
年金問題に込めたもの

免田事件関連年表

上記内容は本書刊行時のものです。

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