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高塔幻視

文芸

丹生秋彦(著)

発売: 弦書房

四六判  224ページ 上製
定価 1,980円 (消費税 180円)
ISBN978-4-86329-307-6 C0093

書店発売日 2025年06月16日
登録日 2025年05月01日

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解説

「場」の持つ密度から出発し、忘却された時空に愛惜すべきものを照射する五つの物語

紹介

風景を喚起、記憶を生動させる「陸標(ランドマーク)小説」集‼——去り行く世紀を幻視させる旧海軍無線塔、断頭台に似て輝かしくも血なまぐさい北京天安門、元素的に耀(かがよ)う象徴の庭=エアーズロック、シアトルに現れた新世紀モノリス――「場」の持つ密度から出発し、忘却された時空に愛惜すべきものを照射する五つの物語。
 《目次から》高塔幻視/虚ろの砦/兵馬俑少年の冬/ユララ/ゲージング――新世紀アメリカの風景

目次

高塔幻視/虚ろの砦/兵馬俑少年の冬/ユララ/ゲージング――新世紀アメリカの風景

著者プロフィール

丹生秋彦(ニブ アキヒコ)
1958年 大分県生まれ。京都大学文学部卒。 1993年 詩集『新羅の壺』(本多企画) 1998年 長篇小説『夢の傾斜』(第一回四谷ラウンド文学賞) 1999年 短篇集『天馬』(四谷ラウンド) 2000年 長編小説『シドニーハウス』(四谷ラウンド) 2004年 詩集『球体のアリス』(本多企画) 2012年 定義詩集『言霊のハルモニア』(市井文学) 2018年 短篇集『天馬』(書肆侃々房)  福岡県太宰府市在住。「季刊午前」同人。  文芸誌「たっきりあ」主宰。

上記内容は本書刊行時のものです。

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