【新装版】野十郎の炎
多田茂治(著)
四六判 224ページ 並製
定価 1,980円 (消費税 180円)
ISBN978-4-86329-313-7 C0071
在庫あり
書店発売日 2025年08月31日 登録日 2025年07月08日
書評情報
| 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
紹介
ロウソクの炎の絵を描き続けたことでも有名な異端の画家の生涯を描く。〈写実〉を突きぬけた絵が問いかける――リアリズムとは何か、目に見えぬ闇を描くとはどういうことなのか。自然の細部に宿る神秘の世界を描ききろうとした画家は、画業に対してはどこまでも厳しく自らを律したが、生活者としては、彼に接した人々はみな、その優しさと気配りの細やかさに感銘を受けた。2025年に没後50年を迎え、千葉、福岡、愛知(豊田市)、大阪、東京、栃木(宇都宮市)の6か所の美術館で今夏から2026年秋にかけて大規模な展覧会が開催される。
目次
序 章
第一章 画家への道
長兄宇朗と青木繁
軍都久留米の少年時代
恩賜の銀時計辞退
第二章 故郷を捨てる
三十九歳の洋行
椿柑竹工房
宇朗夫妻の死
第三章 おれのパラダイス
慈悲の炎
闇を描く
秩父札所めぐり
パラダイス消滅
第四章 死後の栄光
野十郎発掘
足音を立てず
髙島野十郎略年譜
あとがき
参考資料
〔解説〕 西本匡伸
著者プロフィール
多田茂治(タダ シゲハル)
1928年、福岡県小郡市生まれ。九州大学経済学部卒。2020年5月逝去。著書に『グラバー家の最期』(葦書房)『大正アナキストの夢』(土筆社)『内なるシベリア抑留体験』(社会思想社)『石原吉郎「昭和」の旅』(作品社)『夢野久作読本』(第57回日本推理作家協会賞)『母への遺書――沖縄特攻林市造』『夢野久作と杉山一族』(以上、弦書房)など。追記
没後50年、全国6カ所の美術館で大規模展覧会
◎福岡県立美術館(10/11~12/14)
◎大阪中之島美術館(2026・3/25~6/21)
◎宇都宮美術館(2026・9/20~12/6)
◎千葉県立美術館(7/18~9/28)
◎豊田市美術館(2026・1/6~3/15)
◎東京・松濤美術館(2026・6~9月)
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