橋川文三読本
宮嶋繁明(著/文 他)
四六判 270ページ
定価 2,530円 (消費税 230円)
ISBN978-4-86329-326-7 C0095
書店発売予定日 2026年06月19日 登録日 2026年05月01日
解説
明治大正昭和がもつ精神風景の核心を解明しようとした独学者の苦闘の軌跡に迫る好著。
紹介
「橋川文三の魅力は、昨日をたやすく捨てないところにあった」(鶴見俊輔)といわれる。橋川とは何者なのか。特異な作家として名著『日本浪曼派批判序説』を世に問うたのが1960年。ナショナリズム、超国家主義、柳田国男、西郷隆盛など、戦後という時代を問い直すために言及したテーマは多方面にわたる。本書は橋川と同時代を共に考え議論した5人の論者(=渡辺京二、井上光晴、鶴見俊輔、松本健一、後藤総一郎)との交流を通じて、明治大正昭和がもつ精神風景の核心を解明しようとした独学者の苦闘の軌跡に迫る好著。
目次
Ⅰ 橋川文三をめぐる人々
一 渡辺京二と橋川文三―投稿から始まった意外な関係
二 井上光晴と橋川文三―連日、碁を打つ親交
三 鶴見俊輔と橋川文三―もうひとりの同世代の畏友
四 松本健一と橋川文三―橋川文三の問題意識を継ぐ
五 後藤総一郎と橋川文三―アカデミーに於ける唯一の愛弟子
Ⅱ 橋川文三拾遺
一 橋川文三入門―その略歴と全体像
二 三島論の新たな展開と橋川論の深化へ
三 昨日読んだ文庫『日本浪曼派批判序説』
四 追悼文 追想 橋川文三ゼミナール/追悼 鶴見俊輔さん/追悼 渡辺京二さん//追悼 櫻沢一昭さん/赤藤了勇さんのこと
五 橋川文三研究・文献案内
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