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ヨーロッパの旅 1973年

上村 和子(著/文 他)

発売: 梓書院

四六判  136ページ 上製
定価 1,430円 (消費税 130円)
ISBN978-4-87035-733-4 C0026
在庫あり

書店発売日 2022年01月24日
登録日 2021年11月30日

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紹介

1973年、私は友人と異国の地へ
二ヵ月の旅に出た。
旅の目的なんてなかった。
外国に、ヨーロッパに、とにかく行ってみたかった。
これは、26歳の私が綴っていた、懐かしい旅の記録。

1973年のヨーロッパを巡る、約50年前の旅日記。

目次

旅のはじまり
旅行日程
出国──横浜からストックホルムへ
ヨーロッパ周遊
帰国──ウィーンから横浜へ
両替メモ
二度目の旅を終わって

前書きなど

直接のきっかけはヨーロッパへ安く行ける方法があることを、学校の後輩が教えてくれたこと。彼女は旅行のために仕事をやめて同級生と三人で実際に旅行してきていた。
振り返ると、1964年に海外旅行が自由化されて、73年は60年代末からの海外旅行ブームが続いていて、身の回りで海外旅行の話をよく聞くようになっていた。とは言え、旅行の費用は当時の私たちにとってまだ非常に高額であった。(中略)
旅の目的なんてなかった。外国に、ヨーロッパに、とにかく行ってみたかった。(中略)
しかし、私たちの旅行がどうなるか、行きたい所はいろいろあるものの外国についての知識は何もなく、周遊順序や宿泊の予定はたてられず、ヨーロッパ初日のユースホステルのみを決めて、本当に行ってみないとどうなるのかわからない旅に出た。(「旅のはじまり」より)

版元から一言

新型コロナウイルスによる自粛生活の中、書棚の整理をし始めた
ところに出てきた1冊の赤い表紙の古びたノート。
それは、もう記憶もあやふやになってしまった
四十数年前のヨーロッパ旅行の日記だった―――。
食費と宿泊費をいかに安くすませるか、あそこのアレは美味しかった、ここのコレは…。あれ、もしかして誘拐されるところだった? まさかのヨーロッパで皇太子夫妻に遭遇! 結婚、仕事…旅を終えた私は、どうするのだろう…。
26歳の私(著者)の心がそのまま写された旅日記は、
旅の記憶のない私達(読み手)をも、二度目の旅へ誘う。

著者プロフィール

上村 和子(ウエムラ カズコ)
1947年福岡県生まれ。この旅の後、慶応義塾大学卒業。福岡市にあった赤十字の血液センターに就職し、定年まで勤務。

上記内容は本書刊行時のものです。

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