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日本最古の歴史書 古事記ルネサンス
建国神話の謎を解く

熊野 貴史(著/文 他)

発売: 梓書院

四六判  並製
定価 1,320円 (消費税 120円)
ISBN978-4-87035-737-2 C0021
在庫あり

書店発売日 2022年05月01日
登録日 2022年02月24日

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紹介

今や「古典文学」扱いされている日本最古の歴史書『古事記』を
本来の「歴史書」として再生(ルネサンス)する画期的読み解き!

日本最古の歴史書として我が国に伝わる『古事記』。
だがその内容は不明な点が多く、歴史的資料としての見方に疑問を呈する人もいる。
本書では、それら一見不合理不自然な<神話的表現>を、後世に真実を伝えるための工夫として4つのポイントから丁寧に読み解く。

目次

はじめに

第一章 古事記神話の謎を解く4つのカギ 
1・スサノオ隠し
  『古事記』の建国神話には、「スサノオ隠し」が徹底している。それはなぜか?
2・外臣隠し
  『古事記』には他国王朝との関係が記されていない。古代の外交意識を探る
3・年代延ばし
  不自然、不合理な「年代延ばし」をどう考えるべきか?
4・神話化表現
  歴史的事実を神代の話としてまで、後世に伝えたかった真実とは何か

第二章 古事記神話の謎を解く
1・黄泉の国神話
2・三貴子誕生神話
3・スサノオの啼きいさち神話
4・ウケヒ神話
5・天の石屋戸神話
6・オオゲツヒメ神話
7・ヤマタノオロチ神話
8・稲葉の素兎神話
9・根の国神話
10・国譲り神話
11・天孫降臨神話
12・神武東征説話
13・初国知らしし天皇

おわりに

著者プロフィール

熊野 貴史(クマノ タカシ)
1931年、名古屋市生まれ。(本名 佐藤 孝)
愛知大学文学部中国文学科卒。高校教師、会社役員を経て、
ライフワークの日中古代史探究。

上記内容は本書刊行時のものです。

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