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「〇八憲章」で学ぶ教養中国語

語学・辞事典

劉 燕子(編) / 及川 淳子(編)

発売: 集広舎

A5判  162ページ 並製
価格 1,760円 (消費税 160円)
ISBN978-4-904213-75-9 C0087
在庫あり

書店発売日 2019年06月04日
登録日 2019年05月24日

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書評情報

西日本新聞  朝刊

解説

中国の人々が歴史を通して追求してきた人権・自由・平等という中国社会の理想像について学びながら、同時に長文読解や作文力を身につける対訳式の中国語教材。

紹介

劉暁波(2010年ノーベル平和賞受賞者)らが発表した「〇八憲章」全文を基に、丁寧な文法解説と練習問題、多数のミニ解説やコラム、憲章全訳を掲載。中国の人々が歴史を通して追求してきた人権・自由・平等という中国社会の理想像について学びながら、同時に長文読解や作文力を身につける対訳式の中国語教材。

前書きなど

 本書で取りあげる長文は「〇八憲章」です。これは、ノーベル平和賞受賞者の劉暁波が中心になって起草し、303名が連名で、2008年12月9日、インターネットを通して発表した宣言文です。中国の政治社会体制について、中国共産党による事実上の一党体制を終わらせ、自由や民主などの普遍的価値に立脚し、三権分立の憲政を確立し、人権状況を改善することを求めています。(中略)
 国際的に高く評価された「〇八憲章」は、内容的に普遍的な価値に合致し、またグローバル・スタンダードを満たしています。それは1968年の「プラハの春」が武力で鎮圧されてから10年後の1977年に発表された「七七憲章」を踏まえており、現代世界史においても重要な意味を持っています。言わば「七七憲章」や「〇八憲章」はグローバルな民主化のマイルストーンとなるでしょう。ですから、このテキストは、語学だけでなく、教養(リベラル・アーツ=自由な学芸)をも豊かにするでしょう。

版元から一言

平成元年(1989)の天安門事件から30年
令和元年(2019)生まれの中国語学習書!

著者プロフィール

劉 燕子(リュウ エンシ)
及川 淳子(オイカワ ジュンコ)

上記内容は本書刊行時のものです。

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