鉱脈

黒瀬 まり子（著）

四六判 　128ページ　並製
価格　2,090円 (消費税 190円)
ISBN978-4-908447-10-5　C0093

書店発売日　2024年08月17日
登録日　2024年07月12日

解説

さまざまな人生の物語に耳をすます臨床心理士である著者が、その煌めきを掬い取って紡いだ言葉たち。音を感じ、光を感じる物語は、そのとき立ち現れた記憶の断片を、無意識を漂うなかでのみ手に入る特別な糸で縫い合わせていくのだという。

紹介

人々は生まれながらにして自分の「鉱脈」を探す旅に出る。探索し、道に迷い、やっとのことで出会ったと思った先にも鉱脈を追求する旅は続く。そしていずれその旅のバトンは、あたたかな手からまあたらしい手へと渡されていく––
さまざまな人生の物語に耳をすます臨床心理士である著者が、その煌めきを掬い取って紡いだ言葉たち。音を感じ、光を感じる物語は、そのとき立ち現れた記憶の断片を、無意識を漂うなかでのみ手に入る特別な糸で縫い合わせていくのだという。

目次

鉱脈
リュートの恋
虹色の王国
The Moonlight café
山ねこの里のたんじょう祭
天球の音楽
花咲く日々に生きる限り
小人のレシピ
銀鱗の楽士　

版元から一言

臨床心理士の描く物語。大人にも、思春期の子どもたちにもぜひ手に取ってもらいたい一冊です。

著者プロフィール

黒瀬 まり子（クロセ マリコ）

１９７７年生まれ。福岡県在住。さまざまな人の人生の物語に耳をすます臨床心理士。２０１９年より目黒実氏の『物語スコーレ』にて、物語を紡ぎはじめる。

上記内容は本書刊行時のものです。