いいてんき
なつの つきこ(著/文 他)
A5判 28ページ 上製
価格 2,200円 (消費税 200円)
ISBN978-4-908869-19-8 C0745
在庫あり
書店発売日 2021年10月10日 登録日 2021年08月04日
解説
「いいてんき」を巡る価値観の違いを生き物たちの暮らしぶりのなかで考えた絵本。
紹介
生物画と物語で綴られた絵本。
誰でもが幾度となく使う「いいてんき」ということば。それが意味するところは人によって、時によって、目的によって異なる。その価値感の違いを虫やカエルの暮らしぶりに重ねて考えたお話。
相手との価値観の違いは素直に受け入れられるとは限らないが、暮らしぶりのまったく異なる生き物たちに重ねれば、案外、理解するのはたやすいことかも知れない、と気づかせてくれる物語。
前書きなど
これは多くの人たちが日常的に使っている「いいてんき」ということばが伝える風景を虫やカエルの暮らしぶりのなかで見つめたお話です。
「いいてんき」が意味する風景は、使う人によっても、使う場合によっても、そしてそのことばに込めた願いによっても異なります。
ある人にとっては「雲ひとつない晴天」を意味し、あるときには「暑さが和らぐ程度の曇り空」を意味し、またときには「田畑を潤す雨ふり」を願うことばになります。
価値観は人それぞれですし、自分の価値観と違うものは気がつきにくいものです。
この本では、異なる価値観を虫やカエルたちの暮らしぶりに重ねて感じてもらえたら嬉しいです。
版元から一言
これは多くの人たちが日常的に使っている「いいてんき」ということばが伝える風景を虫やカエルの暮らしぶりのなかで見つめたお話です。
「いいてんき」が意味する風景は、使う人によっても、使う場合によっても、そしてそのことばに込めた願いによっても異なります。
ある人にとっては「雲ひとつない晴天」を意味し、あるときには「暑さが和らぐ程度の曇り空」を意味し、またときには「田畑を潤す雨ふり」を願うことばになります。
価値観は人それぞれですし、自分の価値観と違うものは気がつきにくいものです。
この本では、異なる価値観を虫やカエルたちの暮らしぶりに重ねて感じてもらえる一冊です。
著者プロフィール
なつの つきこ(ナツノ ツキコ)
書籍の編集者。生物画と自然観察を長年つづけながら、自然と暮らしを結ぶための本を書いている。 上記内容は本書刊行時のものです。ご注文はこちらから 質問する
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