TAKASAKI MONKEY
舩底智央(著)
A5変型判
価格 3,080円 (消費税 280円)
ISBN978-4-908869-34-1 C0072
在庫あり
書店発売日 2026年06月10日 登録日 2026年04月23日
解説
野生のニホンザルたちを長年見つめ続けた写真家・舩底智央による初写真集。
群れの緊張、母子のぬくもり、雨に耐える背中、静かなまなざし――
そこには「動物写真」を超えた、生きものとしての時間が写し出されている。
紹介
大分県大分市にある高崎山には野生のニホンザルが生息している。
過去には、周辺農家に被害を及ぼしたこともあり、狩猟による駆除が試みられた時期もあったが、被害がなくなることはなかった。そこで駆除ではなく、餌付けにより定着させ「刊行、研究、教育」の三つの効果をもつ資源として利用することが検討された。それが高崎山自然動物園のはじまりである。
著者は生態観察もふくめ、高崎山のサルたちと向き合い、季節を生き抜く姿を撮り続けてきた。
観察すればするほどヒトとそっくりな彼らだが、ともすると、ヒトが忘れかけている自然のなかで逞しくしたたかに暮らす術を教えてくれる瞬間さえあるという。
穏やかな春、暑さをしのぐ夏、実りを享受する秋、世代をつなぐ冬
ページをめくりながら、高崎山のサルたちの生き様を感じてもらいたい。
前書きなど
高崎山のサルを撮る理由
ニホンザルはさまざまな昔話やことわざに登場し、日本人にとって非常に身近で馴染み深い生き物です。しかしながら、普段は山で生息する野生のサルたちを実際に目にする機会は少なく、目の前に現れたとしても多くの場合、ゆっくりと観察することができません。「野生のサルたちをじっくりと観察してみたい」その思いから私はサル寄せ場がある高崎山に通い始めました。
高崎山でサルたちを初めてゆっくりと観察した時、私はヒトそっくりでありながら、その行動や表情がとても素直で直球な彼らに深い親しみを覚えました。そして同時に彼らの季節を生き抜く姿を記録し、彼らの生き様を伝えたいと考えるようになりました。
日常の些細な出来事から特別な出来事まで、一瞬一瞬に彼らの物語が宿っていることを感じたのです。
この写真集をめくって、彼らが垣間見せる世界を感じてください。写真にタイトルはあえてつけていません。写真だけを見た際にその人が感じること、その体験を大切にしたいのです。
版元から一言
大分県大分市にある高崎山には野生のニホンザルが生息している。
過去には、周辺農家に被害を及ぼしたこともあり、狩猟による駆除が試みられた時期もあったが、被害がなくなることはなかった。そこで駆除ではなく、餌付けにより定着させ「刊行、研究、教育」の三つの効果をもつ資源として利用することが検討された。それが高崎山自然動物園のはじまりである。
著者は生態観察もふくめ、高崎山のサルたちと向き合い、季節を生き抜く姿を撮り続けてきた。
観察すればするほどヒトとそっくりな彼らだが、ともすると、ヒトが忘れかけている自然のなかで逞しくしたたかに暮らす術を教えてくれる瞬間さえあるという。
穏やかな春、暑さをしのぐ夏、実りを享受する秋、世代をつなぐ冬
ページをめくりながら、高崎山のサルたちの生き様を感じてもらいたい。
著者プロフィール
舩底智央(フナソコ チヒロ)
1994年佐賀県生まれ。宮崎大学農学部応用生物化学科卒業。大学時代に野鳥観察の楽しさにはまり、写真撮影を始めた。
卒業後は野鳥以外の撮影もおこなうようになった。
受賞歴
Monovisions Photography Awards 2022-Honorable Mention「Life of monkeys」
Annual Photography Awards 2022-Honorable Mention「Nonliving Sea」
International Photography Awards 2023-Honorable Mention「Rays of the Sun」
London Photography Awards 2023-Gold「Convergence」
Tokyo International Foto Awards 2025-Bronze「Comparing Shell Shapes and Patterns」
Budapest International Foto Awards 2025-Gold「Never Ending Life」 上記内容は本書刊行時のものです。
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