デラシネの花 〈下〉
ネクラでひきこもりの少年がなぜ「聞き書き作家」になったか
小田 豊二(著/文 他)
発売: 木星舎
A5判
価格 1,980円 (消費税 180円)
ISBN978-4-909317-50-6 C0095
在庫あり
書店発売日 2025年11月08日 登録日 2025年10月27日
解説
聞き書き作家小田豊二の自伝後編です。著者の駆け抜けた戦後80年の人生とともに、篠山紀信、井上ひさしを始めとした昭和を彩ったスターたちが語る面白おかしい、エピソードが書かれています。
紹介
「いま、目の前にいる師匠の人生は、きっと小説では書ききれない。間違いはない。師匠の聞き書きはどんな小説より面白くなる」
写真家・篠山紀信との出会いが名ライターをつくり、作家・井上ひさしと劇団『The 座』が名編集者への道を開き、最後の幇間(太鼓持ち)、悠玄亭玉介の語りから日本一の「聞き書き作家」が誕生する。
落語家、歌舞伎役者、小説家、アーティスト、俳優、スポーツマン、編集者……、人間国宝から市井の人まで数々の出会いが、戦後80年を駆け抜けた著者の人生を彩る。
他者の人生に触れる「聞き書き」の真髄がここに。
聞き書き作家、小田豊二が自らを語る「デラシネの花」、後編。
目次
第4章 作者と役者
第5章 名手名言〈言行録〉
第6章 聞き書き作家誕生
第7章 「バトンは君に」 デラシネの花たちから
著者プロフィール
小田 豊二(オダ トヨジ)
小田 豊二(おだとよじ):聞き書き作家、文筆家、インタビュアー。1945年、旧満州国ハルピン市(現中華人民共和国黒竜江省ハルピン市)生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社、デザイン事務所勤務後、井上ひさしの「こまつ座」創立に参加。こまつ座の機関紙「the 座」編集長をつとめる。聞き書き作家として作品を次々に発表するかたわら、全国をまわって「聞き書き」の普及に努めている。「日本聞き書き学校」副校長。
『悠玄亭玉介 幇間の遺言』(集英社)、『のり平のパーッといきましょう』(小学館)、『勘九郎芝居ばなし』(朝日新聞社)、『どこかで誰かがみていてくれる 福本清三』『東京の俳優 柄本明』(集英社)、『トキワ荘の遺伝子 北見けんいち』(小学館)等など無名の人から著名人まで聞き書きにより著作多数。
『聞き書きをはじめよう』(木星舎)、『初代「君が代」』『鉱山のビックバンド』(白水社)など著作多数。 上記内容は本書刊行時のものです。
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