子どもから障害児を 「分けない教育」の戦後史 ―インクルーシブ教育とは―
久米 祐子(著/文 他)
B5判 242ページ 並製
価格 2,200円 (消費税 200円)
ISBN978-4-910785-04-2 C3037
在庫あり
書店発売日 2022年03月31日 登録日 2022年03月28日
紹介
本書は、第二次世界大戦後から1980年代までの、子どもから障害児を「分けない教育」実践が開始された時期及び、その方法や名称が生まれた経過を明らかにするものである。
「分けない教育」は、1950年の早期から教育雑誌などに掲載されている。特に生活指導関係の当時の書物や史料には「分けない教育」実践が多数報告されている。地域的にも広がっており、大阪府や山梨県、福島県いわき市など日本各地に「分けない教育」実践が報告されている。本書はそれらの「分けない教育」の歴史を掘り起こし、体系づけるものである。
目次
はじめに
序章 子どもから障害児を「分けない教育」を掘り起こす
第Ⅰ部 占領期から1950年代の、子どもから障害児を
「分けない教育」
第1章 占領期の、子どもから障害児を「分けない教育」
の成立
第2章 生活指導による「分けない教育」実践の成立
第Ⅱ部 子どもから障害児を分ける教育の制度化
第3章 1960年代の文部省による統合教育実践成立
第4章 田中角栄内閣成立から1973年養護学校義務化
政令に至る経緯
第Ⅲ部 分ける教育の場を拒絶する共同教育と共育実践
の誕生
第5章 日教組の共同教育の内容と展開
第6章 東京の共育による「分けない教育」思想と教育
実践
終章 戦後日本の、子どもから障害児を「分けない教育」
の系譜は存在した
おわりに
版元から一言
ここに、もう一つの戦後教育史があった!
著者プロフィール
久米 祐子(クメ ユウコ)
久米 祐子 (くめ ゆうこ)1959年福岡県生まれ。
1986年4月から福岡市立中学校・特別支援学校教諭として勤務、2020年3月定年退職。
2021年6月から現在、九州大学人間環境学府学際企画室 学術研究員。
2019年3月 九州大学大学院人間環境学府教育システム専攻博士後期課程単位取得退学。
2021年1月 博士(教育学)(九州大学)。
関連リンク
https://books-f-jinken.raku-uru.jp/item-detail/1097538
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