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希望の一滴 中村哲、アフガン最期の言葉

社会一般

中村哲(著/文 他)

発売: 西日本新聞社

A5判  192ページ 
定価 1,650円 (消費税 150円)
ISBN978-4-8167-0988-3 C0036
在庫あり

書店発売日 2020年12月17日
登録日 2020年11月18日

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書評情報

読売新聞  朝刊
日本経済新聞  朝刊 九州
週刊新潮  
クーヨン  
クーヨン  
西日本新聞  朝刊

紹介

全国学校図書館協議会 2021年 第54回「夏休みの本(緑陰図書)」選定
※中学校向け
(公社)読書推進運動協議会 2021年「敬老の日読書のすすめ」選定
(公社)読書推進運動協議会 2022年「若い人に贈る読書のすすめ」選定

中村哲 一周忌追悼。

飽食・不寛容・気候変動。
この世を生きる日本人が読むべき1冊。

アフガンの暮らし・自然を感じる写真をふんだんに掲載。オールカラー。

アフガニスタンで凶弾に倒れた中村哲医師の絶筆を収録。
沙漠化した大地に緑をよみがえらせた記録と、豊かな日本の
私たちに生き方を問 う 言葉が綴られる。
干ばつと戦乱で荒廃したアフガニスタンの復興支援に力を尽くしていた
中村哲医師が、現地で凶弾に倒れたのは 2019 年 12 月 4 日。
本著は、死の2日前の西日本新聞朝刊に掲載された原稿を含め、
2009 年から続く寄稿連載「アフガンの地で」を再編集したものです。

銃撃事件2日前の掲載原稿を収録!
「見捨てられた小世界で心温まる絆を見いだす意味を問い、近代化のさらに彼方を見つめる」
-2019年12月2日朝刊より-

目次

1P 口絵
27P 第一部 最期の言葉
71P 第二部 73年の歩み
85P 第三部 農村復興への道のり
157P 第四部 水のよもやま話
186P 中村哲医師が歩んだ道を私たちも歩む ペシャワール会会長 村上優

前書きなど

アフガニスタン・ジャララバードで2019年12月4日、中村哲医師(当時73歳)が乗った車が武装集団に襲撃され、中村医師を含め6人が死亡した。中村医師は、干ばつや戦乱で荒廃したアフガニスタンで、医療や灌漑事業による復興支援に力を尽くしていた。

著者プロフィール

中村哲(ナカムラテツ)
1964年福岡県生まれ。九州大学医学部卒業。国内の病院勤務を経て、1984年パキスタン北西辺境州の州都ペシャワールのミッション病院ハンセン病棟に赴任し、パキスタン人やアフガン難民のハンセン病治療を始める。その傍ら難民キャンプでアフガン難民の一般診療に携わる。1989年よりアフガニスタン国内へ活動を拡げ、山岳部医療過疎地でハンセン病や結核など貧困層に多い疾患の診療を開始。2000年から、干ばつが厳しくなったアフガニスタンで飲料水・灌漑用井戸事業を始め、2003年から農村復興のため大がかりな灌漑事業に携わる。同年、「アジアのノーベル賞」と呼ばれるマグサイサイ賞を受賞。2019年にはアフガン政府から名誉市民権を授与された。同年12月4日、アフガニスタン・ジャララバードで武装集団に銃撃され、73歳で命を落とす。

上記内容は本書刊行時のものです。

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