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書評あり

 

これはわたしの物語
橙書店の本棚から

文芸

田尻久子(著/文 他)

発売: 西日本新聞社

B6判  240ページ 並製
定価 1,925円 (消費税 175円)
ISBN978-4-8167-1008-7 C0095
在庫あり

書店発売日 2023年07月31日
登録日 2023年05月22日

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書評情報

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毎日新聞  西部
毎日新聞  朝刊
ダ・ヴィンチ  
沖縄タイムス  
熊本日日新聞  
新文化  
京都新聞  
西日本新聞  朝刊

紹介

熊本で小さな本屋兼喫茶店を営んでいる。
珈琲をいれ、お客さんに本をすすめる。
そして時折、新聞や雑誌に書評を書く。
店での会話も書評もやっていることは変わらない。
さて今晩も、読んでくれる人を思い浮かべて原稿書きだ――。

熊本の「橙書店」店主、田尻久子氏による初めての書評エッセイ集。
西日本新聞書評連載など新聞・雑誌書評(72篇)のほか、本と本屋をめぐるエッセイ(雑誌掲載文、書き下ろしエッセイ・読書日記など12篇)を併せて収録。

エッセイでは、10代の頃の読書、記憶の本棚、「年を重ねた者は若い人たちへ何かしらの義務がある」と50歳を過ぎて気づかせてくれた熊本の大先輩の言葉などを綴る。

出会った本を自らの糧として読み、思いをわかちあえる誰かへと手わたす。本屋店主の日々の営みから立ち上がる体験的書評エッセイ集。

装丁・装画・本文デザイン 鈴木千佳子

著者プロフィール

田尻久子(タジリヒサコ)
1969年、熊本市生まれ。「橙書店 オレンジ」店主。
会社勤めを経て2001年、熊本市内に雑貨と喫茶の店「orange」を開業。2008年、隣の空き店舗を借り増しして「橙書店」を開く。2016年より渡辺京二の呼びかけで創刊した文芸誌『アルテリ』(年2回刊)の発行・責任編集をつとめる。同年熊本地震被災後、近くに移転し再開。
2017年、第39回サントリー地域文化賞受賞。著書に『猫はしっぽでしゃべる』(ナナロク社)、『みぎわに立って』(里山社)、『橙書店にて』(晶文社、2020年熊日出版文化賞)、『橙が実るまで』(写真・川内倫子、スイッチ・パブリッシング)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。

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