書評あり
小さきものの近代 〔第1巻〕
渡辺京二(著/文 他)
発売: 弦書房
A5判 320ページ 上製
定価 3,300円 (消費税 300円)
ISBN978-4-86329-248-2 C0095
在庫あり
書店発売日 2022年07月29日 登録日 2022年06月07日
書評情報
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者:米田鋼路(ジャーナリスト) |
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東京新聞/中日新聞
朝刊 評者:松村圭一郎(岡山大学准教授・文化人類学者) |
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日本経済新聞
朝刊 西部 評者:福元満治・石風社代表 |
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図書新聞
評者:逆井聡人・日本近現代文学 |
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読売新聞 朝刊 | |
朝日新聞 朝刊 | |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者:高山文彦(ノンフィクション作家) |
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北海道新聞
評者:若松英輔(批評家・随筆家) |
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熊本日日新聞
評者:池澤夏樹・作家 |
解説
『逝きし世の面影』『江戸という幻景』『黒船前夜』『バテレンの世紀』に続く、日本近代素描。鮮かに浮かび上がる、名もなき人びとの壮大な物語。
紹介
『逝きし世の面影』『江戸という幻景』『黒船前夜』『バテレンの世紀』に続く、日本近代素描。鮮かに浮かび上がる、名もなき人びとの壮大な物語。維新革命では、国民ひとりひとりの小さきものの幸・不幸など問題ではなかった。本書では、国家次元のストーリーではなく、近代国民国家建設の過程で支配される人びと=小さき人びとが、その大変動をどう受けとめ、自身の〈近代〉を創り出すために、どのように心を尽くしたかを描く。
目次
第一章 緊急避難
第二章 徳川社会
第三章 自覚の底流
第四章 開国と攘夷
第五章 異国経験
第六章 幕臣たち
第七章 敗者たち
第八章 女の力
第九章 黙阿弥と円朝
著者プロフィール
渡辺京二(ワタナベ キョウジ)
1930年、京都市生まれ。熊本市在住。日本近代史家。主な著書に『北一輝』(毎日出版文化賞、朝日新聞社)『逝きし世の面影』(和辻哲郎文化賞、平凡社)『近代をどう超えるか―渡辺京二対談集』『もうひとつのこの世-石牟礼道子の宇宙』『死民と日常―私の水俣病闘争』『万象の訪れ-わが思索』『預言の哀しみ―石牟礼道子の宇宙Ⅱ』『江戸という幻景』『荒野に立つ虹』『未踏の野を過ぎて』『幻のえにし-渡辺京二発言集』(以上、弦書房)『黒船前夜-ロシア・アイヌ・日本の三国志』(大佛次郎賞、洋泉社)『バテレンの世紀』(新潮社)『原発とジャングル』(晶文社)など。 上記内容は本書刊行時のものです。ご注文はこちらから 質問する
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