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ふるさと球磨川放浪記

前山光則(著/文 他)

発売: 弦書房

四六判  338ページ 並製
定価 2,310円 (消費税 210円)
ISBN978-4-86329-257-4 C0095
在庫あり

書店発売日 2022年09月30日
登録日 2022年08月19日

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書評情報

西日本新聞  
週刊読書人  
熊本日日新聞  

解説

日本人が自分の内にあるそれぞれの〈ふるさと像〉を、改めて考えさせてくれる。城下町人吉、球磨焼酎、肥薩線、アユ漁、月明学校、源流と市房山など視点が多様な充実の一冊。

紹介

本書は、〈ふるさと〉とはどういう場所なのか、という日本人それぞれが抱く、自分の原点について深く掘り下げた好著である。著者自身も熊本県の〈球磨川〉という日本三大急流のすぐ近くで生まれ育ち、その川に育まれている。そして「川が天変地異に見舞われても、その川への愛着はなくならい」という、このことばは実に奥が深い。日本人が自分の内に
あるそれぞれの〈ふるさと像〉を、改めて考えさせてくれる内容になっている。城下町人吉、球磨焼酎、肥薩線、アユ漁、月明学校、源流と市房山など視点が多様な充実の一冊だ。

目次

はじめに 
第一章 人吉まで
第二章 城下町・人吉
第三章 ふるさとの四季
第四章 球磨川物語
第五章 川辺川の流れに沿って
第六章 民話のなかの主人公たち
第七章 狗留孫渓谷と月明学校
第八章 球磨川は、ここに始まる
補遺 名所旧跡その他 

著者プロフィール

前山光則(マエヤマ ミツノリ)
1947年、熊本県人吉市生まれ。1966年人吉高校卒(18回生)、1972年法政大学第二文学部日本文学科卒。元高校教師。現在、熊本県八代市在住。著書『この指に止まれ』『球磨川物語』『山里の酒』(以上、葦書房)、『山頭火を読む』(海鳥社)、『若山牧水への旅―ふるさとの鐘』『生きた、臥た、書いた―淵上毛錢の詩と生涯』『ていねいに生きて行くんだ―本のある生活』(熊日文学賞)(以上、弦書房)。共著に『九州の峠』(葦書房)、『山里に生きる・川里に暮らす―東郷町民俗史』(宮崎県日向市)、『球磨焼酎―本格焼酎の源流から』『昭和の貌―《あの頃》を撮る』(以上、弦書房)、編著に『淵上毛錢詩集』『古川嘉一詩集』(以上、石風社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。

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