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《新装版》霊園から見た近代日本

歴史・地理

浦辺登(著/文 他)

発売: 弦書房

四六判  236ページ 並製
定価 2,090円 (消費税 190円)
ISBN978-4-86329-288-8 C0021

書店発売予定日 2024年06月30日
登録日 2024年05月16日

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解説

墓碑銘から浮かび上がる人脈と近代史の裏面。《玄洋社》をキーワードに読み解き、歴史背景の解釈に新たな視点を示した一冊。

紹介

青山霊園、谷中霊園、泉岳寺、木母寺……。墓地を散策し思索する。墓碑銘から浮かび上がる人脈と近代史の裏面。《玄洋社》をキーワードに読み解き、歴史背景の解釈に新たな視点を示した一冊。〈目次から〉金玉均/大隈重信襲撃事件/福岡藩の乙丑の獄/玄洋社の看板、頭山満/玄洋社の金庫番、平岡浩太郎/ロシアの南下政策とヒンターランド構想/内田良平の「天祐侠」から/宮崎滔天の「落花の歌」/政商三井の森恪/詩聖タゴールの影響/千里眼事件と山川健次郎/南満洲鉄道/ハルビン学院と杉原千畝/大杉栄と後藤新平の関係

目次

第一章 朝鮮半島をめぐる外交摩擦

青山霊園のあたり/外人墓地から/金玉均/条約改正問題/大隈重信襲撃事件/金玉均の暗殺事件/朝鮮をめぐる日清間の対立/征韓論のはじまり/江華島事件から/日朝修好条規(江華島条約)締結以前/二度目の征韓論/仏教による日朝交流/日清戦争の背景/金玉均の墓所にて


第二章 幕末から西南戦争まで

黒田長溥の墓所から/復活の聖地・太宰府天満宮/「七卿落ち」から「太宰府移転」へ/維新の策源地「延寿王院」/交易の地「博多・太宰府・宗像」/戦国大名の争奪地「博多」/福岡藩の乙丑の獄/野村望東尼と高杉晋作/福岡藩の倒幕戦争(戊辰戦争)/士族叛乱の予兆/不平士族の明暗/自由民権運動と政府の弾圧/西南戦争という価値転換


第三章 アジアとの関わり

玄洋社の看板、頭山満/玄洋社発祥の地「博多」/玄洋社の金庫番、平岡浩太郎/自由民権運動団体の玄洋社/フェートン号事件から/アヘン戦争/ロシアの南下政策とヒンターランド構想/アメリカの太平洋進出と「布引丸事件」/インド独立の闘志、ボースの神隠し事件/国父の孫文/内田良平の「天祐侠」から/「憲政の神様」犬養毅/宮崎滔天の「落花の歌」 


第四章 近代化のはざまで

政商三井の森恪/「義和団の変」という義挙/伊藤博文暗殺の予言者たち/日露開戦の予言/人口膨張と社会不安/新興宗教と病気なおし/近代の人々の届かぬ祈り/宮沢賢治という宗教と科学を極めた人/エスペラント語と革命/詩聖タゴールの影響/千里眼事件と山川健次郎 


第五章 日本近代化の総仕上げに向けて

「五箇条の御誓文」という近代化/伊藤博文暗殺の背景/南満洲鉄道/ハルビン学院と杉原千畝/検疫制度の定着/衛生思想と祈念的衛生費/都市政策という思想から/ラジオ放送という近代化/新幹線というネットワークの高速化/台湾でのアヘン政策/大杉栄と後藤新平の関係 /犬養毅、後藤新平の産業立国主義

著者プロフィール

浦辺登(ウラベ ノボル)
昭和31年(1956)、福岡県筑紫野市生まれ。福岡大学ドイツ語学科在学中から雑誌への投稿を行うが、卒業後もサラリーマン生活の傍ら投稿を続ける。インターネットサイトのオンライン書店bk1 では「書評の鉄人」の称号を得る。現在日本の近代史を中心に研究している。著書に『太宰府天満宮の定遠館―遠の朝廷から日清戦争まで』『霊園から見た近代日本』『東京の片隅からみた近代日本』『アジア独立と東京五輪―「ガネホ」とアジア主義』『勝海舟から始まる近代日本』『玄洋社とは何者か』(以上、弦書房)、共著に『権藤成卿の君民共治論』(展転社)『維新秘話福岡』(花乱社)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。

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