書評あり
ここで眺める水俣
ここで眺める水俣
あとから来る者たちの場所
森田具海(著・写真)
発売: 弦書房
A5変型判 160ページ 並製
定価 1,870円 (消費税 170円)
ISBN978-4-86329-289-5 C0072
品切れ・重版未定
書店発売日 2024年08月20日 登録日 2024年07月23日
書評情報
毎日新聞
朝刊 評者:池澤夏樹(作家) |
解説
水俣に移住・生活する著者が切り取った50カ所以上の写真を石牟礼道子らの文章と、自身のエッセイとにもに編んだ一冊
紹介
水俣の記憶を留めるものに惹かれ、その場所に通い続けた結果移住した、若手写真家による写真とエッセイ。生活者として水俣の記録を続ける。本書は、水俣で撮った50カ所以上の写真を石牟礼道子らの文章と、自身のエッセイとともにまとめた。多くの暗い記憶を抱えた水俣ではあるが、訪れる人々がそれぞれの心地よい居場所を見つけてほしい、その一助となりたい、という想いが写真から伝わる。【目次】Ⅰ 内省的な時間を過ごす/Ⅱ 海の痕跡を信じること/Ⅲ 足元の記憶/生活の中のトポフィリア/解説・米本浩二(作家)
目次
【目次】Ⅰ 内省的な時間を過ごす/Ⅱ 海の痕跡を信じること/Ⅲ 足元の記憶/生活の中のトポフィリア/解説・米本浩二(作家)
著者プロフィール