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百年の轍

織江耕太郎(著/文 他)

発売: 書肆侃侃房

四六判  280ページ 並製
価格 1,650円 (消費税 150円)
ISBN978-4-86385-424-6 C0093
在庫あり

書店発売日 2020年10月22日
登録日 2020年09月30日

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書評情報

朝日新聞  朝刊

紹介

百年の深い静寂を破って因縁渦巻く
社会派ミステリー登場!!

太平洋戦争中に大陸で再会した二人の幼馴染矢島泰介と岩城智也は、必ず生きて帰り、ともに助け合って生きようと誓う。戦後の高度成長期、二人の育った日田の林業は最大の危機を迎え、二人は仲間とともに実りのない戦いに挑む。だが、戦後日本の復興政策によって、国産杉材などの林業の衰退は止められない。木材輸入自由化政策は着々と進められていく。もう一人の幼馴染鬼塚良一もまた、法案をめぐり暗躍。そんななか、鬼塚の失踪事件が起こる。時代は移り、日田、福岡、東京と離れて暮らす子孫たちは期せずして日田に集まり、彼らの複雑に絡んだ糸が解きほぐされ、物語は驚愕の最終章へ。

著者プロフィール

織江耕太郎(オリエコウタロウ)
1950年、福岡県生まれ。
福岡県立筑紫丘高等学校を経て早稲田大学政治経済学部卒業。
主な著書に、『キアロスクーロ』(水声社、2013年)、『エコテロリストの遺書』(志木電子書籍、2017年。英訳・西訳あり)、『浅見光彦と七人の探偵たち』(内田康夫らとの共著。論創社、2018年)、『記憶の固執』(Zapateo、2018年)、『暗殺の森』(水声社、2019年)、『星降る夜、アルル』(論創社、2019年)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。

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