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寺山修司 彼と私の物語
九條今日子の告白

青目海(著/文 他)

発売: 書肆侃侃房

四六判  280ページ 
価格 2,090円 (消費税 190円)
ISBN978-4-86385-584-7 C0095
在庫あり

書店発売日 2023年08月19日
登録日 2023年07月18日

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紹介

寺山修司没後40年



「青目……寺山のこと、好きだった?」

恋人、元妻、師、同志として、生涯を寺山修司のパートナーであり続けた九條今日子が、晩年に再会した著者にだけ開いて見せた思い出の小箱。誰にも見せることのなかった寺山の素顔に胸打たれる。

元天井桟敷の著者が綴る今は亡き九條今日子と寺山修司の物語。





誰かと話したくなる時がある。ふっと自分の心のうちを吐露したくなる日。九條さんにもそんな逢魔時があって、相手に選ばれたのが青目海だった。

本書で語られる九條さんの心うちは、生々しい。私には知り得なかったことばかりだ。会ったこともない女性像が立ち上がって驚いてしまう。それは青目海にとっても同じ体験だったのかも知れない。だからこそ書き残したかったに違いない。急に、九條さんに逢いたくなった。 

——萩原朔美(前橋文学館館長)

著者プロフィール

青目海(アオメウミ)
1946年、東京生まれ。劇団「天井桟敷」の創立メンバー。
19歳で構成作家に、以後、テレビドラマの原作、脚本を手がける。
独身時代のパリ、ローマに始まり、結婚後はカナダ、ニューヨーク、メキシコ、モロッコ、スペイン、最後の20年は南ポルトガルの小さな漁師町に暮らした路傍の主婦。2015年に帰国、伊豆在住。
脚本/「親にはナイショで」「東京ローズ」他。
舞台/「アカシヤの雨に打たれて」
著書/『私は指をつめた女』(文春ネスコ)、『南ポルトガルの笑う犬』
『リスボン 坂と花の路地を抜けて』(書肆侃侃房)など。

上記内容は本書刊行時のものです。

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