愛と絶望のコリア記
地方記者が見つめ続けた韓国
藤井 通彦(著)
発売: 海鳥社
四六判 368ページ 並製
定価 2,090円 (消費税 190円)
ISBN978-4-86656-135-6 C0036
在庫あり
書店発売日 2022年12月09日 登録日 2022年11月19日
解説
「あるべき歴史」こそが「正しい歴史」であるとする韓国社会のナショナリズム。日韓関係の改善を信じて取材と報道を続けてきた著者は、植民地支配だけではないその理由を知る。愛着と失望を経て韓国を俯瞰した一記者の手記。
紹介
韓国の魅力を愛し、日韓関係の改善を信じて取材と報道を続けてきた。
その思いが絶望に変わる……。
彼らにとって「あるべき歴史」こそが「正しい歴史」であるとする韓国社会のナショナリズム。
「不道徳」を決して許さず、ときに陥る独善的な行為の根底にある朱子学思想。
彼らの行動原理となる独自の理屈とは。
愛着と失望を経て韓国を俯瞰した一記者の手記。
植民地支配だけではない、その理由を知る。
*巻末には「現代コリアを読み解く上で不可欠なキーワード」とその解説を掲載!
著者プロフィール
藤井 通彦(フジイ ミチヒコ)
1958年、大分市生まれ。早稲田大学政経学部卒業。1981年、西日本新聞入社後、社会部、東京支社報道部などで勤務。
国際部釜山在住、ソウル支局長、国際部長、論説委員長などを歴任し、2016年退社。
著書に『秋山英一聞書 韓国流通を変えた男』(西日本新聞社、2006年)がある。 上記内容は本書刊行時のものです。
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