エントロピー的反差別論
社会の動きを「エントロピー」の眼でみる
松田 次生(著)
発売: 海鳥社
四六判 160ページ 並製
定価 1,540円 (消費税 140円)
ISBN978-4-86656-137-0 C0030
在庫あり
書店発売日 2022年12月15日 登録日 2022年11月29日
解説
人間社会にはなぜ「エントロピーの減少=差別・隔離・格差」が生まれるのか。エントロピーの概念を援用しながら社会の動き、特に差別・格差について考察する。
紹介
物理現象は均一化に向かうのに、なぜ人間社会は差異化が生じるのか
自然界は「エントロピー増大=均一化・一様化」の法則で動くのに、人間社会に「エントロピー減少=差別・隔離・格差」が生じるのはなぜなのか。エントロピーの概念を援用して社会・教育・福祉を考察し、わたしたちのあるべき姿を問う。
著者プロフィール
松田 次生(マツダ ツギオ)
1946(昭和21)年、熊本県生まれ。九州大学理学部卒業、同大学院教育学研究科修士課程修了・博士課程中退後、福岡県立の盲学校、養護学校、高等学校の教員(理科)を経て、2005年西九州大学大学院健康福祉学研究科修了。その後同大学に勤務、2018年退職。大学では主に福祉教育、ボランティア学、障害学にかかわる。著書に『福祉ボランティアの今日的課題』(2010年、学事出版) 上記内容は本書刊行時のものです。
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