吉武姓の話
名字の歴史と分布
吉武 弘喜(著)
A5判 248ページ
定価 1,980円 (消費税 180円)
ISBN978-4-86656-143-1 C0095
在庫あり
書店発売日 2023年04月10日 登録日 2023年03月14日
解説
あなたの名前のこと、知っていますか?「ヨシタケの由来は植物の「葦と竹」」「吉武氏は平安時代から続く「海の民」」「平家の落人となった吉武氏がいた!?」など、吉武の名前にまつわるさまざまな話
紹介
全国1万2,000人の吉武さんへ ──
あなたの名前のこと、知っていますか?
・ヨシタケの由来は植物の「葦と竹」
・吉武姓が全国で一番多い県は?
・吉武氏は平安時代から続く「海の民」
・平家の落人となった吉武氏がいた!?
目次
■第1部 吉武姓の起源と広がりを考える
第1章 吉武姓の起こり
名字は地名から/吉武・吉竹地区とその特徴
アシをヨシと言い換え
第2章 葦と竹のこと
初期の水田開発と葦/ヨシについて/ヨシとよく似た植物
ヨシ類の効用/タケについて/ヨシタケの北限
第3章 吉武姓の広がり
吉武姓の分布に関するインターネット情報
吉武姓は多くない──1万分の1世帯
吉武姓が多い県/吉武姓が多い市町村
第4章 吉武氏は海の民
海沿いに分布する吉武姓/平安時代における海運の発達
海民同士の交流/澪つくし
第5章 名前の歴史──吉武姓にもふれて
古代/中世/近世/明治維新
吉武の地名と吉武氏の興亡/名字の現状
■第2部 吉武ゆかりの地域
第1章 福岡県・筑前
福岡市西区/古賀市・福津市・宗像市
直方市・中間市・小竹町/北九州市
第2章 福岡県・筑後
久留米市/うきは市/大刀洗町/大木町とその周辺
みやま市/大牟田市
第3章 福岡県・豊前
古代の豊前/北九州市/行橋市・苅田町・築上町
馬ヶ岳城の吉武大吉郎/みやこ町/香春町・田川市
第4章 大分県
豊前/豊後
第5章 佐賀県
佐賀市とその周辺/伊万里市/唐津市
第6章 鹿児島県
長島町/伊佐市
第7章 山口県
山陽小野田市/防府市
第8章 広島県
第9章 岡山県
第10章 愛媛県
今治市/瀬戸内海の海賊衆──村上海賊
第11章 香川県
第12章 兵庫県
第13章 大阪府
第14章 京都府
第15章 滋賀県
高島市/吉武壱岐守/安曇川と海人族
第16章 石川県
小松市/白山市
第17章 新潟県
長岡市/阿賀野市/村上市
第18章 愛知県
著者プロフィール
吉武 弘喜(ヨシタケ ヒロキ)
昭和18年生まれ。福岡県筑紫野市在住。福岡学芸大学教育学部卒業。国立科学博物館教育部長、九州産業大学芸術学部教授(博物館学)、九州造形短期大学長を歴任。
現在、「つくし郷土史会」所属。 上記内容は本書刊行時のものです。
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