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中国を変えよう
アメリカ議会を動かした証言

社会一般

楊 建利(著) / 井上 一葉(訳)

発売: 集広舎

A5判  454ページ 並製
価格 3,850円 (消費税 350円)
ISBN978-4-86735-025-6 C0031
在庫あり

書店発売日 2022年02月15日
登録日 2022年01月24日

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書評情報

産經新聞  
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解説

ウイグル問題とどう向き合う?
習近平独裁政権の向かう先は?
六・四天安門事件を生き延び、五年余の投獄に耐え抜いた
第一級、筋金入りの知性が示す中国民主化への具体的処方箋!

日本は、アジア最強の民主主義国として、そうした同盟の形成に、指導的役割を果たすべきである。日本はアジア最強の民主主義国であり、もっと自信を持ち、中国を民主化することに、もっと道徳的な責任感を持つべきである。(本文より)

紹介

ウイグル問題とどう向き合う?
習近平独裁政権の向かう先は?
六・四天安門事件を生き延び、五年余の投獄に耐え抜いた
第一級、筋金入りの知性が示す中国民主化への具体的処方箋!

日本は、アジア最強の民主主義国として、そうした同盟の形成に、指導的役割を果たすべきである。日本はアジア最強の民主主義国であり、もっと自信を持ち、中国を民主化することに、もっと道徳的な責任感を持つべきである。(本文より)

目次

巻頭言 ダライ・ラマ猊下
巻頭言 ナータン・シャランスキー
日本の読者へ 楊建利
はじめに

第1部 新たな世紀の初めに―より良い道を目指して
第2部 監獄からの生還―耐え抜く力
第3部 フリーダム・ウォーク―目覚める公民パワー
第4部 民族間・信教間会議―共通の信念のもとに
第5部 二つの中国と中国株式会社―暴君と奴隷の社会
第6部 劉暁波の物語―自由への人類的希求
第7部 国連人権理事会における中国の地位―全世界の平和と民主主義的生活への脅威
第8部 中国新指導部―汚職と統制の掟
第9部 少数民族抑圧―サフランの炎
第10部 中国の暗黒時代と九号機密文件―暗闇の中のもがき
第11部 中国民主化法案を求める―中国に民主主義を
第12部 西側諸国の人権擁護の実績を見てみよう
第13部 劉暁波の死―その種は育つだろう
第14部 自由の後退―明白かつ現在の危険
第15部 アメリカに呼びかける―自由の光を輝かせ
第16部 なぜ人権版NATOが必要か―中国との新たな冷戦

リンク
スピーチの記録
著者について
訳者あとがき

著者プロフィール

楊 建利(ヨウ ケンリ)
一九六三年山東生まれ。中学卒業の年齢で中国の大学に入学し、卒業後、カリフォルニア大学バークレー校に留学した。数学博士号を目指して研究中の一九八九年、天安門民主化運動に参加するため一時帰国した。六月四日早朝は、天安門広場にいたが、難を逃れ、アメリカに戻った。天安門事件の実態を連邦議会で証言したため、中国に入国禁止となった。
 数学博士号取得後、中国の民主化を推進する知識を身に付けるため、更にハーバード大学ケネディースクールで、政治経済学博士号取得を目指し、研究を続けた。ハーバード在学中の二〇〇二年、中国の労働運動支援のために密入国したことが露見し、一年以上音信不通となる。家族や友人の働きかけで、所在は明らかとなったが、裁判を受け、五年間投獄された。釈放後、ハーバードに戻って博士号を取得し、以来連邦議会での証言をはじめ、ジュネーブ、東京を含む随所で、講演活動を継続している。
 二〇一〇年の劉暁波ノーベル平和賞受賞は、楊建利が中心となって働きかけて実現したものであり、楊建利は、代理として、オスロで賞を受け取った。
井上 一葉(イノウエ カズハ)

上記内容は本書刊行時のものです。

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