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写真で見る 奥八女の四季を彩る花々たち

近藤 倫彦(著/文 他)

発売: 梓書院

B5判  132ページ 並製
定価 1,540円 (消費税 140円)
ISBN978-4-87035-734-1 C0072
在庫あり

書店発売日 2023年06月01日
登録日 2021年12月03日

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書評情報

西日本新聞  筑後版

目次

はじめに

【春】3月 弥生  日向神ダム湖畔の桜花が 奥八女に来訪を告げます
   4月 卯月  釈迦岳のブナの芽吹きが 花々のスイッチを入れていきます
   5月 皐月  谷を渡る薫風に 花たちは気持ちよく身を任せます

【夏】6月 水無月 青梅雨が木々に降り 足元の草花も生き生きと輝きます
   7月 文月  山峡の村にネムの花が咲くと 本格的な夏の訪れです
   8月 葉月  山辺に沸き立つ夏雲 花々は蝉の声に包まれ元気です

【秋】9月 長月  里の秋 彼岸花が四季に句読点を打ってくれます
   10月 神無月 高い雲 秋の峰 みんな空に手を伸ばしています
   11月 霜月  時雨ごとに深まる秋 草花は冬越しの準備に入ります

【冬】12月 師走  冬ざれの奥八女 植物たちも肩を寄せ合っています
   1月 睦月  謹賀新年 春にさきがけ寒風のなか 咲く花があります
   2月 如月  立春 厳冬の矢部にも暖かさの兆しが見え始めます

あとがき

前書きなど

奥八女の四季を彩る花々たち、そこにあって美しい。億年、命をつないで。どの花見ても綺麗だね。

奥八女ってどこのことでしょう。この写真集では、八女市黒木町大淵村松瀬ダム付近から矢部村全域を指しています。この一帯で最も低い松瀬ダム付近は標高約200m。高いところは福岡県最高峰釈迦ヶ岳1230m・御前岳1209m。標高差が約1000mあります。

2008年から2021年の間に撮影した写真を使っています。
この写真からでは、毛があるか、どんな根なのか、葉の形など、花の同定に結びつく情報は多くありません。これは図かんではありません。春夏秋冬の奥八女を花々を愛でながら散歩する本です。もし植物について詳しく知りたくなったら、インターネットで検索するなり、詳しい文献で調べるなりしてみてほしいです。
暇なときに、くつろぐときに、ゆっくりとソファーに身をゆだねて、縁側に寝そべって奥八女の花々の色や形を楽しんでいただければ嬉しいです。
(「はじめに」より)

著者プロフィール

近藤 倫彦(コンドウ ノリヒコ)
昭和18年3月10日生まれ。
清流矢部川のほとりで生まれる。夏は水泳、魚釣りなどで過ごし、冬はスズメやカワラを捕って過ごす。
八女高等学校を卒業後、福岡学芸大学に進学・卒業。その後、3年間、大阪府高槻市立中学校、小学校に就職。その後帰郷、八女市の小学校に就職。転々とする。
退職後は釣りに行ったりしながら、野生の植物の花の写真を撮る。最近では矢部村に集中して花の写真を撮る。ここ2年間は矢部村の虫の写真を撮っている。
2008年8月、八女市矢部村日向神ダム湖畔でバージニアツユクサを発見。

上記内容は本書刊行時のものです。

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