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書評あり

 新修 福岡市史 ブックレット・シリーズ

シーサイドももち 海水浴と博覧会が開いた福岡市の未来

社会一般

福岡市史編集委員会(編集)

発売: 梓書院

A5判  176ページ 並製
定価 1,980円 (消費税 180円)
ISBN978-4-87035-738-9 C6021
在庫あり

書店発売日 2022年07月29日
登録日 2022年05月10日

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書評情報

西日本新聞  ふくおか都市圏版

解説

『新修福岡市史ブックレット・シリーズ』の第二弾。元寇防塁、海水浴場、博覧会といった福岡を特徴づける歴史が積み重なるまち「シーサイドももち」に焦点を当てる。

紹介

30年ほど前、未来への希望をいっぱいに詰め込んで、
福岡市西郊の埋立地に「シーサイドももち」というまちが誕生しました。
この本ではその歴史をたっぷりとご紹介します!
……いやいや、できてからたった30年しか経ってないまちに歴史?
そう思う皆さんのために、この本は「シーサイドももち」の歴史を
古い順に体験できるようになっています。
(中略)
海辺のまちの過去と今と未来がどうやって繫がるのか。
この本は、そんな疑問を解き明かす1冊です。
ぜひこの本を片手に、福岡の顔「シーサイドももち」を堪能しつつ、
30年のさらに向こう側にある福岡の歴史を見つけてみてください。
(「この本の楽しみ方」より)

目次

刊行のごあいさつ
この本の楽しみ方

1 千客万来! ―百道松原のはじまり―
元寇の舞台、百道原/元寇の記憶/百道に広がる松原/あたらしい西新町へ/百道松原を売る、買う/四角い街区のなぞ/煉瓦の巨大建造物/海と松原のある学校/解説① 百道松原から西新のまちへ〜シーサイドももち前史〜

2 遊びに行こう! ―百道の海水浴場―
大海水浴場の幕開け/夏の夜の楽しみ/百道海水浴場前日譚/行楽地から鍛錬場へ/戦時下の博覧会―大東亜建設大博覧会―/百道周辺マップ―昭和14年―/海水浴場の再開/海の家たち/百道とヨットレースさよなら、百道海水浴場/百道周辺マップ―昭和50年―/百道海水浴場年表/解説② トレンドスポット百道の誕生

3 未来をつくろう! ―シーサイドタウンへの夢―
①新工業都市的ニュータウンの構想 1961年/②シーサイドタウン(臨海部大団地)への転換 1966年・1971年/③海浜都市をめざして 1976年・1981年/④シーサイドももちの誕生 1988年/解説③ シーサイドタウンへの夢

4 世界に開こう! ―よかトピアの思い出―
これぞ福岡の博覧会/いよいよ開幕、よかトピア!/ALLパビリオン―アジア太平洋と未来の体験―/よかトピアはイベント博―おまつりは出演してこそ福岡―/誌上よかトピア体験/懐かしのよかトピアグッズ/よかトピアをのこす/解説④ 「アジア太平洋博覧会―福岡'89(よかトピア)」が生んだ「であい」

5 福岡の顔として ―シーサイドももちの今―
思い出す/つなぐ/建ち並ぶむすぶ/光が彩る/見つける/映し出される/変わる/暮らす/つどう/解説⑤ 「シーサイドももち」が開いた福岡の未来

前書きなど

ももちを知ると、福岡が見えてくる

『新修 福岡市史 ブックレット・シリーズ』の第二弾は、タワードームがある福岡のシンボルエリア「シーサイドももち」の歴史がテーマです。近未来な景色が広がる現在の「ももち」の足元には、実は元寇防塁、海水浴場、博覧会といった、福岡を特徴づける歴史が積み重なってます。ダイナミックに変化を続ける福岡のまち歩きのお供に、この一冊をご活用いただければ幸いです。
—————福岡市長 髙島宗一郎

著者プロフィール

福岡市史編集委員会(フクオカシシヘンシュウイインカイ)

上記内容は本書刊行時のものです。

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