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データが示す福岡市の不都合な真実

ビジネス

木下 敏之(著/文 他)

発売: 梓書院

四六判  248ページ 並製
定価 1,540円 (消費税 140円)
ISBN978-4-87035-744-0 C0033
在庫あり

書店発売日 2022年07月17日
登録日 2022年06月24日

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解説

「福岡市は地方最強」ではない⁉ データが示す福岡市の「本当の姿」から目を背けず、
福岡市のポテンシャルを最大限に活かす5の政策。問題を知って、本当の「地方最強」都市へ。

紹介

福岡市は本当に地方最強か?!

福岡市の人口は、このままなにも対策を講じなければ、
2035年には165万人で頭打ちになると言われています。
しかし、一人でも多くの人が福岡市の問題に気づき、
十分に実行可能な政策を実現できれば、
2050年に人口180万人を超えることも夢ではありません。
問題に気づき、今から対策を打てば、180万人都市は実現可能!

福岡市は、九州で最も子供が生まれない「超少子化」の町。
福岡市民一人当たりの所得は、30年間ほぼ横ばい。
貧困児童の割合が政令指定都市中、最悪……。

データが示す福岡市の「本当の姿」から目を背けず、
福岡市のポテンシャルを最大限に活かす5の政策。

目次

[第1部]データが示す福岡市の不都合な真実
1.福岡市民の所得は年間横ばい。実質的に減少/2.子供が生まれない福岡市/3.福岡市の経済は全九州を相手に卸売・小売業で稼ぐ内需型/4.低下し続けている福岡市の国際的地位/5.2070 年まで激増する65 歳以上

[第2部]福岡市民の所得を増やすための政策提案
第2部のはじめに
1.自社の消費のうち「毎年1%を地場産に切り替える5年計画」の策定/2.福岡市版こども保険の創設 2050 年に福岡市の人口を180 万人に/3.福岡市の国際的地位と都市としての魅力を高める対策とは/4.何歳であっても働きたいシニアの仕事を作る/5.南海トラフ 首都直下型地震を利用する

前書きなど

この本は、福岡市役所や市民が「福岡市は地方最強」という、事実とはかなり異なる称号に満足していることに警鐘を鳴らすものです。
(中略)
問題解決の第一歩は「問題に気づくこと」です。問題に気づき、実行可能な政策を打てば、福岡市は、2035年に165万人で頭打ちとなると言われている人口が、日本人だけで2050年に人口180万人を超えることも十分に可能なのです。
この本が、福岡市の現状に気づく人が一人でも増えることにつながれば幸いです。
(「はじめに」より)

著者プロフィール

木下 敏之(キノシタ トシユキ)
福岡市南区在住。福岡大学経済学部教授。
担当科目:九州経済論、起業戦略論。

【ブログ】
木下敏之の「九州経済論」

【学歴】
東京大学法学部卒業
ラ・サール中学・高等学校卒業

【メディア出演】
KBC「アサデス。ラジオ」木曜日コメンテーター
TNC「記者のチカラ」コメンテーター

【経歴】
1984年 農林水産省入省
1993年 環境庁水質保全局水質管理課
1999年 佐賀市市長に全国の県庁所在地の市長の中で最年少の39歳で初当選
2003年 佐賀市長再選
2012年 福岡大学経済学部産業経済学科教授に就任

関連リンク

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上記内容は本書刊行時のものです。

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