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小学生が描いた昭和の日本
児童画五〇〇点 自転車こいで全国から

鈴木 浩(著)

発売: 石風社

A5判  並製
定価 2,750円 (消費税 250円)
ISBN978-4-88344-310-9 C0071
在庫あり

書店発売日 2022年01月20日
登録日 2021年12月21日

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紹介

1969年10月〜1970年10月
あの激動の時代
子供たちはなにを見ていたのか

一人の青年が北海道から沖縄まで、1年かけて120の小学校を自転車で訪ね、子供たちの絵を集めた。

目次

児童画収集への思い――まえがきにかえて

北海道
東北
 青森  秋田  山形  岩手  宮城  福島
北陸
 新潟  富山  石川  福井
関東
 群馬  栃木  茨城  千葉  埼玉  東京  神奈川
中部
 長野  山梨  静岡  愛知  岐阜 
関西
 三重  滋賀  奈良  和歌山  大阪  京都  兵庫
中国
 鳥取  島根  岡山  広島  山口
四国
 愛媛  香川  徳島  高知
九州
 福岡  佐賀  長崎  熊本  大分  宮崎  鹿児島
沖縄

児童画収集道中日記 1969・10〜1970・10

前書きなど

 一九六九年(昭和四十四年)大学を卒業後、就職もせず自転車で東京を出発した。児童画提供の「お願い書」を持って各地の教育委員会や小学校に飛び込んだ。美術教育と何の縁もない青年がやってきて個人的に展覧会を開きたいから児童生徒の絵をくださいと言う。今ほど人を疑うことのなかったあの時代でも理解に苦しむ人がいたと思う。協力を断られたことも度々あった。忙しいからと取り合ってもらえないこともあった。しかし、「若い時しかできないことです。頑張ってください」「児童画展の成功を願っています」と言って協力してくださった方々が各地におられた。そうしたありがたい方々のおかげで、一年後には約一二〇の小学校から約五〇〇点の絵をいただくことができた。地域の自然や風景、人々の生活や働く姿、学校生活の様子など、子どもたちが描いた昭和の日本がそこにあった。(「児童画収集への思い」より)

著者プロフィール

鈴木 浩(スズキ ヒロシ)
1945年、岐阜市に生まれる。1969年〜1970年、児童画を集めて自転車で日本全国の小学校を訪問し、「足で集めた児童画展」を開催する。1971年~1984年、映画製作会社に勤務し、企業PR映画や記録映画、教育映画を演出する。1984年、独立し「暮らしの映像社」を始め、現在にいたる。

主な作品
『わが心の里子たち』(基督教児童福祉会 国際精神里親運動部)
『るっちゃんの旅立ち』(日本基督教団 日立教会)
『なにか私にできること―シスター海野の第二の人生―』(健全映画鑑賞会)
『笑顔をつないで―東日本大震災 復興支援活動の記録』(ChildFundJapan)
『平和への決意フィリピン篇・韓国篇』(さいたま教区)
『カリタスジャパンとわたしたち』(カリタスジャパン)
『後藤栄子先生の在宅介護教室』(自主製作)
『サツマイモ再発見!』(自主製作)
『わたしはメッセンジャーナース』(在宅看護研究センター)
テレビ番組『心のともしび』2000年~2006年(YBU心のともしび運動本部)

共著に『ありがとう!フィリピン』(女子パウロ会)

上記内容は本書刊行時のものです。

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