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中国伝統農村社会の解体過程

社会科学

村岡 伸秋(著)

発売: 中国書店

A5判  446ページ 上製
価格 9,900円 (消費税 900円)
ISBN978-4-903316-69-7 C3033
在庫あり

書店発売日 2021年04月30日
登録日 2021年04月19日

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解説

権力とは異なる独自の空間を形成した伝統的農村社会の解体過程を、行政、税制、教育などの資料を駆使し解析する。

紹介

権力とは異なる独自の空間を形成した伝統的農村社会の解体過程を、行政、税制、教育などの資料を駆使し解析する。
「労農同盟」「人民公社」、そして郷鎮工業による都市化の推進。これらの失敗の教訓をふまえ、「市轄県」制度が導入される。これは、「省」の下の「地級市」、「地区公署」を通して「県域」にまで中央の意思を反映させようとする試みである。しかし、この構想が現実化する前に、中国の農村社会の解体が始まった。

目次

まえがき
第1章 集団化下の農村の変化 1950年代
第2章 5ヵ年計画の都市農具工業の試み 1950年代
第3章 中国新農業政策展開の背景
第4章 解体前夜の人民公社
第5章 村庄の政治と経済―21世紀の動き
第6章 農村伝統社会の解体過程―農村義務教育
あとがき

著者プロフィール

村岡 伸秋(ムラオカ ノブアキ)
1950年、北海道生まれ。北海道大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。1980~81学年度中国政府奨学金留学生として中国南京大学留学。北海道大学経済学部助手等を経て、1992年から西南学院大学教授。

上記内容は本書刊行時のものです。

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