唐宋八大家研究
東 英寿(編著)
A5判 316ページ 上製
価格 8,800円 (消費税 800円)
ISBN978-4-903316-72-7 C3098
在庫あり
書店発売日 2022年04月25日 登録日 2022年04月15日
解説
「唐宋八大家」研究の現在点を鮮やかに照らす!
紹介
「唐宋八大家」研究の現在点を鮮やかに照らす!
目次
【本書主要目次】
[唐宋八大家・總論]
唐宋八大家古文の計量分析的考察(東英寿・久保山哲二)
唐宋八大家の文章におけるクラスター分析試論(東英寿・宮原哲浩)
近世日本における漢文作文と唐宋八大家(山本嘉孝)
評の蓄積と暗誦による記憶(合山林太郎)
[唐宋八大家・各論]
盲者のシンボリズム(浅見洋二)
目安箱と韓愈(山本嘉孝)
柳宗元の政治論と『管子』復活(副島一郎)
罪人の笑い―柳宗元と蘇軾(浅見洋二)
歐陽脩は二重人格か(東英寿)
吉州本『近體樂府』考(東英寿)
歐陽脩の書簡九十六篇の發見による新知見(東英寿)
さまざまなる自責―蘇洵「自尤」詩をめぐって(浅見洋二)
曾鞏の逆襲(東英寿)
王安石「山櫻」詩と近世日本におけるサクラについての議論(補訂版)(合山林太郎)
蘇軾の密・徐知州時代の文と詩詞(内山精也)
近世日本における蘇轍「上樞密韓大尉書」受容(山本嘉孝)
前書きなど
唐宋八大家全體に視點を据えることで、これまで気づくことのなかった唐宋八大家古文の特色を明らかにできるのではないか。こうした視點から考察を試みたのが、本書の《唐宋八大家・總論》に收録した「唐宋八大家古文の計量分析的考察―序、記、論の虚詞分析」と「唐宋八大家の文章におけるクラスター分析試論」である。唐宋八大家全體に視點を据えた考察が本書の特色の一つとすれば、二つ目の特色としては、唐宋八大家の我が國での受容を樣々な視點から考察したことがあげられる。(本書「序文」より)
著者プロフィール
東 英寿(ヒガシ ヒデトシ)
九州大学大学院比較社会研究院教授 上記内容は本書刊行時のものです。ご注文はこちらから 質問する
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