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負け戦でござる。
北九州豊前国敗者列伝

小野 剛史(著/文 他)

発売: 花乱社

四六判  220ページ 並製
価格 1,760円 (消費税 160円)
ISBN978-4-910038-52-0 C0021
在庫あり

書店発売日 2022年05月25日
登録日 2022年05月02日

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紹介

豊前国はその歴史の中で、数多の敗者を生み出してきた。そのほとんどが、歴史の闇に埋もれかけている名も無き人物たち。本書で紹介する12人の敗者たちの負け方は一様ではない。華々しく散った者もいれば、無様な最期を遂げた者もいる。豊前国で生まれた者、死んだ者、豊前国を通過した者。12の物語は時代を超えて繋がり、豊前国史の実相が浮かび上がる。

【第一話 藤原広嗣】天然痘ウイルスに翻弄され、左遷の地で反乱を起こした不比等の孫。
【第二話 平 清経】源氏との戦を待たずに、フライング入水した平家の公達。
【第三話 杉 重良】かつての領地・豊前国に戻って、主君・毛利輝元に反旗を掲げた旧松山城主。
【第四話 宇都宮鎮房】豊臣秀吉の「転勤命令」を拒んだため、黒田長政に謀殺された「根生い」の武士。
【第五話 後藤又兵衛】主君・黒田長政との確執で出奔、流浪の末に大坂の陣で討ち死にした猛将。
【第六話 毛利勝永】関ヶ原の戦いに敗れて小倉城を追われ、大坂の陣では徳川家康を追い詰めた勇将。
【第七話 細川興秋】父・忠興に反抗して大坂の陣に参戦するも、逃亡の末に父の命で切腹させられた若君。
【第八話 佐々木小次郎】宮本武蔵に敗れたという以外、すべてが謎に包まれた剣士。
【第九話 犬甘兵庫】曽根干拓プロジェクトを推進しながら、歌舞伎の世界で悪役となった小倉藩家老。
【第十話 小宮民部】小倉城を焼いたことだけが喧伝される、苦難続きの幕末小倉藩を支えた家老。
【第十一話 郡 長正】父が斬首されたうえに姓も奪われ、留学先の豊津で切腹した旧会津藩士。
【第十二話 杉生十郎】旧秋月藩士と萩をめざす約束をするも、軟禁されて断念した旧豊津藩士。

著者プロフィール

小野 剛史(オノ タケシ)
1956年,福岡県京都郡犀川町(現みやこ町)に生まれる。福岡県立豊津高等学校(現育徳館高等学校),熊本大学を卒業。苅田町職員となり,長い間,広報を担当。苅田町合併50周年記念誌『軌跡 かんだの歴史』(2005年)を編集・執筆。著書に『豊前国苅田歴史物語』(花乱社,2016年),『峠を出でて奇兵隊を撃て─幕末小倉藩物語』(幻冬舎,2017年),『小倉藩の逆襲─豊前国歴史奇譚』(花乱社,2019年),共著に『京築を歩く』(海鳥社,2005年),『図説 田川・京築の歴史』(郷土出版社,2006年)など。美夜古郷土史学校,かんだ郷土史研究会,苅田山城研究会の会員。

上記内容は本書刊行時のものです。

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