サウンターマガジン第7号
A4変型判
価格 2,640円 (消費税 240円)
ISBN978-4-9913255-0-2 C0076
書店発売日 2024年09月14日 登録日 2024年08月21日
解説
日本屋久島発サウンターマガジン第7号、特集「山と森とトレイルと」。東出昌大(俳優)、高野秀行(作家)、ヨシダナギ(写真家)、石川直樹(写真家)、野口健(アルピニスト)、養老孟司(解剖学者)ほか参加。
紹介
日本屋久島発サウンターマガジン第7号、特集「山と森とトレイルと」。パサン・ラム・シェルパ・アキタ(登山家)、東出昌大(俳優)、高野秀行(作家)、ヨシダナギ(写真家)、石川直樹(写真家)、野口健(アルピニスト)、養老孟司(解剖学者)。ネパール、ボルネオ、ブータン、京都、アマゾン、アメリカ、マルク諸島、熊野、そして屋久島。
トレーラー映像。
https://youtu.be/TmH7ZFMfMXg
目次
1)パサン・ラム・シェルパ・アキタのエベレスト街道
旅人:パサン・ラム・シェルパ・アキタ 特別インタビュー:野口健(アルピニスト) 写真:伊藤秀海、文:千葉妙
ネパール人女性として初めてK2登頂、8000m峰10座登頂、ナショナルジオグラフィックアドベンチャーオブザイヤー2016受賞など
女性がほとんどいないアルパインガイドの世界において、その道を切り開く第一級のシェルパの素顔に迫る。
2)チトワン国立公園
写真:加戸昭太郎、文:国本真治
ネパールを代表する東西80km、南北23kmにも及ぶ広大な動物保護区。2024年は世界遺産40周年を迎える。
3)ブータン王国 パロツェチュとタクツァン僧院
写真・文:中村力也
ブータン最大のお祭りと、垂直に切り立った岩壁に建てられたタクツァン僧院へ。
4)ボルネオ島 熱帯雨林の現在 supported by SARAYA
写真:加戸昭太郎、文:廣田悠子
ボルネオの熱帯雨林で森林の保全活動をするサラヤ。成果を上げた現地の様子、山積みである課題も含めたレポート。
5)コンチネンタル・ディバイド・トレイル
写真・文:中村純貴
全長約5000km、アメリカ3大トレイルの一つであるコンチネンタルディバイドトレイル紀行。
6)アマゾンの森 ペルー・ロレト地方
写真・文:長谷川祐也
ペルー・イキトスからロレト地方へ。南米アマゾンの森の民たちが抱える問題とは。
7)京都一周トレイル
写真加戸昭太郎、文:羽田郁美
京都市街地をぐるりと取り囲むような京都一周トレイル。そのお勧めルートを取材。
8)熊野古道 神倉神社の御燈祭
写真・文:長谷川祐也
2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界文化遺産に登録された熊野古道。和歌山県新宮市の御燈祭を取材。
9)インドネシア・マルク諸島 スパイスの森
写真・文:樋口実沙
森のスパイス栽培で生計を立てる、マルク諸島の人々の暮らしを取材。
10)山尾三省の屋久島
写真:伊藤秀海、文:土屋朋代
屋久島で暮らしたアニミズムの詩人・山尾三省(故人)。その妻・山尾春美と、三省の活動を近くで見守った画家・手塚賢至による対談。
11)屋久島南部 亜熱帯の森 supported by THE NORTH FACE
南国感溢れる島南部の「蛇之口滝ハイキングコース」へ。
12)山の暮らし
特別寄稿:東出昌大(俳優) イラスト:新村玲子
山に拠点を構え、狩猟生活を始めた俳優の東出昌大による4000字を超えるエッセイ。
13)ゲストによる旅のエッセイ
特別寄稿:高野秀行(ノンフィクション作家)、石川直樹(写真家)、ヨシダナギ(フォトグラファー) イラスト:オカタオカ
山と森を愛する人たちによる山と森にまつわるエッセイ。
14)連載:養老孟司のエッセイ
イラスト:羽鳥好美
創刊号から続く養老孟司による連載エッセイ7回目。
版元から一言
屋久島のひとり出版社から年1回刊行しているインディペンデントマガジンで、今回7号目を迎えることができました。
これまでのコムアイさん、青葉市子さん、高城剛さん、井浦新さんとに続き、初めて日本人ではないカバーモデルを起用しました。ネパール人登山家のパサン・ラム・シェルパ・アキタさん。ナショナルジオグラフィックのアドベンチャーオブザイヤー2016など世界的なアワードを3個受賞している、シェルパ族女性です。他、世界各地の山、森、トレイルを取材しています。俳優の東出昌大さんによる4000字を超す山暮らしエッセイなど、執筆陣も豪華なのでぜひ手に取ってください。
関連リンク
http://kiltyinc.com
上記内容は本書刊行時のものです。